こんにちは!レクルンです。
「割れ窓理論」と呼ばれる心理学理論があります。もともとは小さな違反を見逃さずにいることで大きな犯罪に繋がらないようにする、という犯罪防止の目的に用いられていましたが、ビジネスや教育の場面でも活用されています。
一見難しく感じますが、子育てにも当てはめられる部分がありそうです。
◆ 些細な「見逃し」がよくない習慣をつくることも
◆割れ窓理論とは
「割れ窓理論」は、アメリカの犯罪学者ケリングが提唱したもので、1枚の窓ガラスが割られた状態を放置しておくと
やがて他のガラスも割られ、次第に周辺も荒廃し結果的に犯罪が増加するという説です。これは、1つのルール違反が見逃されていることで、心理的に他の違反をすることへの抵抗感や罪悪感が薄れてしまうことが理由だと言えます。
◆マイナスを放置しない
例えば街の1ヶ所に落書きが描かれていたとします。たまたまできた小さな落書きだと放っておくと、あっという間にその近辺に落書きが増えます。これは「見逃されている=OK」という解釈がされてしまっているからです。
些細なことだから、とマイナス要素を放置していると、あれがいいならこれもいいだろう、とか、ここはルールを守らなくても大丈夫な場所だ、といった価値観が蔓延し、それを修正するのにはとても時間がかかります。
◆小さなことが積み重なり習慣となっていく
この理論を家庭内のことに置き換えてみるとどうなるでしょうか。家の中ではルール違反というより整理整頓や物を大事に扱っているかといったことが大事な点になりますね。なので、おもちゃをぐちゃぐちゃに箱に入れても特に注意されない、玄関の靴はいつも揃っていない、のような「我が家の日常風景」の中に子どもにとってのマイナス面がないかをチェックしたいものです。小さな「まあいいか」の積み重ねが子どもにとっての当たり前になり、やがて片付けなくても気にならない→片付けない、という習慣になってしまいます。叱るというよりも、目についたときに、こまめに声をかけるように心がけていきたいですね。
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〜SDGsを学ぶ〜
③SDGsを理解するための「5つのP」
SDGsの17の目標は、People・Prosperity・Planet・Peace・Partnershipの5つのカテゴリに分けることができます。
<People(人間)を考える>
全ての人権が尊重され、貧困や飢餓を終わらせる。ジェンダー平等を達成し全ての人に教育、水、衛生的・健康的な生活を保障する。
6月の親子イベント情報
●身近なフシギが、探究心を刺激する『カガクレク』
カガクレクは年少〜年長向けの親子で参加する科学実験レクです。
少しずつ先の予測ができるようになってきたこの時期に、知らない不思議なことに触れることで、子どもの探究心を刺激します。
◆身近に存在する不思議を発見する
◆カガク実験を通して好奇心・探究心を刺激する
◆予測⇒観察⇒検証という論理的思考を身につける
【実験カリキュラム】
6月 “音”で遊ぼう
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・声で動くへび 等
【開催日時】
25日(土)13:40〜14:40
【参加費】
予約¥3,500(税込)
【定員】
5組
【対象年齢】
年少〜年長
※コロナウィルス感染拡大状況の変化など、やむを得ない事情で開催が休止や延期になる場合がございます。予めご了承ください。
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